タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

再生

三連休の中日に高尾山へ行ってきました。


まだ紅葉という点ではまだ早い状態でしたが、相変わらずのミシュラン三ツ星ブームで混み入っておりました。
登りは麓の清滝から徒歩で1号路を通って山頂へ、下りは次男坊が寝てしまったので抱きながらつり橋のある4号路を通ってケーブルカーで降りてきました。
6歳の長男は疲れたとは言いながらも最後まで歩き通したのでかなり頑張ったなと思います。


帰りにパトカーや救急車・消防車が山へ入っていくのを見掛けました。
火事のニュースはなかったのでおそらく転倒・転落などの事故があったのではないかと思います。
少し前にニュースでも見たことがありますが、低い山だからといってあまりに軽装備で来る方が多いそうです。
高尾山といえども、メインの1号路以外は踏み外せば崖へ転落する危険もありますし、2号路は崖崩れで通行止めになっていました。
ど素人の私が言うのもなんですが、楽しいレジャーが台無しにならないように最低限の装備は必要ですね。


アクアネタに戻りますと、先々週くらいに日淡水草水槽のミドボン(0.7kg)が空になってしまいました。
今年の4月末から使用していたので丁度半年で空になりました。
ショップの人に聞いたら120cmでそれはケチりすぎと言われ、ちょっと恥ずかしかったのでもう少し添加量をあげようかとも思いました。
ところで、皆さんはCO添加の予備は準備されているのでしょうか?
私は今回バックアップの準備を全くしておらず、空に気が付いてから1週間以上もボンベに充填することも出来ず、水槽内に悪影響が出ないかひやひやしていましたが、これといって問題なく大丈夫でした。
ですが精神衛生上、良くないので予備としてボンベ2台体制で行くことにしました。

枯れかけたアヌビアスspとミクロナローのその後

9月末木酢液の原液攻撃により深手を負い、追い討ちをかけるように金魚に食べられてしまったアヌビアスspとミクロソリウム・ナローリーフですが、あえてそのままにしておいたら新芽が出てきました。



金魚に齧られた葉や茎も残しておいたので汚いですが…
初めは齧られた古い葉だけカットしてそのまま復活へと思っていたのですが、よくよく見ると木酢液のダメージは葉よりも根に効いたようで、根が真っ黒になっていました。
やはり一旦流木から引き剥がして巻き直すことにしましたが、枯れた部分をカットすると新芽の部分は小さすぎるので稚魚水槽でしばらく療養してから巻き直すことにします。
久しぶりですが、相変わらず放置状態の金魚水槽です。

浄水器


稚魚水槽にいるメダカが卵をぶら下げています。
この水槽は水作ニューフラワーに砂利を被せただけの簡易底面濾過の環境にしており、産卵に適した水草などを入れていないのですが、何か入れておけば良かったと後悔しています。
成魚のメダカ以外は稚魚しかいないので、繁殖にはちょうど良い環境だったのかもしれません。


先日、たまたま立ち寄ったショップでマーフィードの浄水器が傷有品の処分価格で販売されていました。
浄水器はなかなか手が出せないのですが、いつかは欲しいアイテムのひとつでした。
傷といっても構造強度上問題のある部分ではなく、土台の縁の一部が少し欠けているだけで、普通には買えない価格でしたので、いつもの悪い癖の衝動買いで買ってしまいました。


浄水器がなぜいつかは欲しいアイテムかというと、現状の給水方法に原因があります。

水槽に一番近い水栓はキッチンなのですが、分岐するための器具を蛇口には取り付けられないため、上の図のように一旦バケツで受けた後、バスポンプで水槽まで給水します。
温度調節は水栓で出来ますが、問題はカルキ抜きです。
今はバケツに汲み始めたときにコントラコロラインを5倍くらい多めにバケツに投入し、途中でもう一度投入するというかなりアバウトな方法をとっています。
一回の換水で60リットル以上を給水するため、コントラコロラインの分量は少し多いくらいだと思うのですが、果たしてちゃんとカルキが抜けているのかがかなり疑問でした。
60リットル以上といっても4分の1程度ですし、そのくらいのカルキは大丈夫という意見も聞きますし、実際に生体に影響が出たことはないのですが、どうも気持ち悪かったのです。
そんなわけで念願の入手となったのですが、どう設置するかを決めていなかったので急遽立案・施工となりました。
まず、最大の問題点は蛇口からの直接給水ではなく、バスポンプによる給水だということです。
一応いけそうだという情報は得ていたものの、ちょっと不安だったので確かめてみました。

結果は水量はかなり落ちるものの、バスポンプで十分運用できそうです。
浄水器通水後の残留塩素もなく、安心して給水できそうです。


あとは周囲の配管ですが、浄水器から水槽までは色々考えた末に常設することにしました(塩ビパイプはとりあえずということで…)。

また、今後のフィルターカートリッジ交換などのメンテナンスを考えてジョイントをホース途中に設けてみました。
浄水器からバスポンプまでは距離があり、かつ部屋の床を這うので、コックつきのジョイントでつなぐこととし、普段は丸めて仕舞うようにして使用後は一時的にガラス面に掛けれるよう針金でフックを作りました。

まだ実際にはこの浄水器で給水はしていないのですが、中の水が腐らないようにするためにも週1回の換水を実践しないといけませんね。

再生

今年の夏に採集した稚魚のうち、今日追加で4匹が日淡水草水槽へ移動しました。


2匹は下のモツゴですが、もう2匹が奥で並んでいる子たちです。
子供のころよく釣りをしていた場所でそのころの魚種の記憶とこの容姿からすると、オイカワかウグイだと思うのですが、相変わらずよくわかりません。


今日はブリストル朱文金のヒレの再生についてです。
3匹いたこの子達ですが、唇の腫れてしまった子に続き、鉄色の子は浮き袋障害で浮くことができなくなり残念ならが1匹となってしまいました。
残った子も一度病気になっており、ヒレが溶けてしまいましたが、今は…



ハート型に再生しました。
本当はもっと大きくなっているはずですが、ここまで復活してくれただけで十分です。
気付きませんでしたが、色合いもだいぶ変化していますね。

朝日

普段は朝起きてから出掛けるまで余裕がなく、餌やり以外何も出来ませんが、今朝は珍しく早起き出来ました。
我が家にはリビングに2本の水槽を置いていますが、並べているわけではなく、ベランダに向かって左右の壁に置いています。


(下手な字でスミマセン…)

2本目の水槽として今の日淡水草水槽を置く際に間取りの関係上仕方がなかったわけですが、カーテンを開けておくと日の出から7時半くらいまでの間強烈な朝日が差し込みます。

水槽設置のセオリーからは外れていると思いますが、普段はレースのカーテンを引いて和らげており、水温上の原因にはなっていないのでまあいいかと。
ただ、底床の砂利とガラス面の間に藍藻が少々発生する原因のひとつにはなっていると思います。
あと、朝日だけではなく部屋の光も影響しますが、有茎草などはガラス面の方に向いてしまうことも。


それにしても太陽の光は強烈ですね。
魚や水草の色が照明点灯時とはまったく違います。

魚ではオイカワよりもタナゴの方(特に尻ビレのピンク色など)が綺麗ですし、アマニア・グラキリスのピンク色よりもエキノドルス・レッドスペシャルのピンク色の方が綺麗に見えたりもします。
蛍光灯の光の波長は限られていますから、こちらの方が本当の色なのかも知れませんね。

リベンジ


土曜日に出掛けた昭和記念公園内の秋桜です。
本格的なカメラで撮影している方々の中、携帯カメラで撮ってきました。
文字通り秋になってきましたね。


先々週水草が全滅してしまった金魚水槽、今後のレイアウトをどうしようか考えましたが、結局ナナについてはリベンジすることにしました。
2年以上育成と株分けをしてきたアヌビアス・ナナ。
まさかまた買うことになるとは思いませんでした。
以前に比べ安くなりましたね。
流木の大きさからするとプチの方が適切なのでしょうが、通常のナナを2ポット購入しました。

元々水槽に対して流木が大きすぎるのですが、葉の一部が常時水上に出てしまっている状態です。
以前であれば、葉が乾燥して枯れてしまっていたのですが、今のところ問題なさそうです。
アヌビアス・ナナでは意識したことがなかったのですが、これが水上葉なのでしょうか。
左下にはまだ丸坊主にされたアヌビアスspがそのままです。
他をどうするかはまだ悩み中です。


日淡水草水槽についても中央背面のボリュームアップ作戦で水草を追加しました。

アマニア・グラキリス、スクリューバリスネリア、エキノドルス・ハービッヒ・ローザ(?店員さんがこのように言っていたと思いますが、自信がありません)です。
たぶん、アマニア・グラキリスは魚達に齧られてしまうと思いますが、根付いてくれれば綺麗そうなのでチャレンジすることにしました。

失敗・失敗…

最近の飼育に対する怠慢のツケが回ってきたらしく、2つも大きな失敗をしてしまいました。
一つ目はこれです。


日淡水草水槽の殺菌灯用に使用していたイーロカのパワーヘッドです。
外見上は変化がありませんが、コイルが焼き切れてしまいました。
濾過槽の水位の低下に気付かず空転させてしまったのです。
本水槽の水位の変化がないオーバーフロー式の利点は日々のチェックを怠るとこういう事態になる教訓になりました。
幸いコイルが焼ききれたので他への被害がなく済みましたが、一歩間違えれば…
水位低下に対する安全対策を考えなければなりません。
ともかく殺菌灯が使えない状態になってしまったので、カミハタのパワーヘッドを購入して復旧しました。

今までのイーロカはメインポンプよりも上に設置していましたが、キスゴムで右の写真のように底面に固定するように改良しました。
幸いにも生体への影響はありませんでした。

イカワの追星がすごいことになっています。


二つ目は金魚水槽のアヌビアス・ナナとミクロソリウム・ナローリーフの黒髭ゴケ対策に前回の食酢ではなく、木酢液を使用したら、草体自身にもダメージが残ってしまいました。
ちょっとまずいかなと思っていたら、ものの見事に金魚たちに丸裸にされてしまいました。

水草全滅は初めての経験で、もう少し慎重に試すべきでした。


やはり、こまめなチェックとメンテナンスは怠ってはいけませんね。

東京アクアリオ2008

昨年に引き続き東京アクアリオへ行ってきました。
2006年から毎年行っていますが、今年は初めて家族とともに行くことにしました。


全体的な印象として、

  • 全体の展示エリアは変わらないものの、レイアウト水槽が5割程度を占め、出展ブースが激減している。
  • 展示されたレイアウト水槽はかなりの率で白濁している。
  • レイアウトコンテスト出品数の激減(昨年までのスペースは金魚水族館になっている)

などを感じました。


私は他の展示会には参加したことがないので一概には言えませんが、他の展示会に活気があるのであれば各メーカさんやショップがアクアリオから離れてしまった(ショップはスカイアクアリウムに注力した)か、他の展示会にも活気がないのであればアクアリウムのブームが去りつつあるのかと思いました。
(おそらく前者でしょう)
ともあれ、各メーカのカタログ目当てに行った私としては肩透かしを食らった感が強く、かなりがっかりしました。
また、子供たちに楽しんでもらおうと思っていたスタンプラリーもなくなり、それぞれが飼育している金魚の餌のサンプルもキョーリンのみとなってしまいました。
あまりにこれじゃ子供たちがつまらないので、日動ブースで行われていた1回200円の福引をそれぞれさせたところ、長男が2等の金魚飼育セット、次男が3等のメダカ飼育セットをそれぞれゲットし日動の方も兄弟揃っての強運ぶりにびっくりしていました。
さらに兄弟の強運ぶりは続き、レイアウトコンテスト応募で出来る福引ではスカイアクアリウムの招待券を2枚もゲットし、昨年に引き続き無料でスカイアクアリウムを楽しめましたが、すごい人でAn aquariumの志藤さんの作品をゆっくり見て写真も撮りたかったのですが、結局それも出来ませんでした。


あと、有料の金魚博物館も見ましたが、種類的には多くなく、福ダルマなどはいませんでしたが、ブリストル朱文金の成魚が優雅に泳いでいて、我が家の2匹もうまく成長してほしいなぁとあらためて感じました。