タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

浄水器


稚魚水槽にいるメダカが卵をぶら下げています。
この水槽は水作ニューフラワーに砂利を被せただけの簡易底面濾過の環境にしており、産卵に適した水草などを入れていないのですが、何か入れておけば良かったと後悔しています。
成魚のメダカ以外は稚魚しかいないので、繁殖にはちょうど良い環境だったのかもしれません。


先日、たまたま立ち寄ったショップでマーフィードの浄水器が傷有品の処分価格で販売されていました。
浄水器はなかなか手が出せないのですが、いつかは欲しいアイテムのひとつでした。
傷といっても構造強度上問題のある部分ではなく、土台の縁の一部が少し欠けているだけで、普通には買えない価格でしたので、いつもの悪い癖の衝動買いで買ってしまいました。


浄水器がなぜいつかは欲しいアイテムかというと、現状の給水方法に原因があります。

水槽に一番近い水栓はキッチンなのですが、分岐するための器具を蛇口には取り付けられないため、上の図のように一旦バケツで受けた後、バスポンプで水槽まで給水します。
温度調節は水栓で出来ますが、問題はカルキ抜きです。
今はバケツに汲み始めたときにコントラコロラインを5倍くらい多めにバケツに投入し、途中でもう一度投入するというかなりアバウトな方法をとっています。
一回の換水で60リットル以上を給水するため、コントラコロラインの分量は少し多いくらいだと思うのですが、果たしてちゃんとカルキが抜けているのかがかなり疑問でした。
60リットル以上といっても4分の1程度ですし、そのくらいのカルキは大丈夫という意見も聞きますし、実際に生体に影響が出たことはないのですが、どうも気持ち悪かったのです。
そんなわけで念願の入手となったのですが、どう設置するかを決めていなかったので急遽立案・施工となりました。
まず、最大の問題点は蛇口からの直接給水ではなく、バスポンプによる給水だということです。
一応いけそうだという情報は得ていたものの、ちょっと不安だったので確かめてみました。

結果は水量はかなり落ちるものの、バスポンプで十分運用できそうです。
浄水器通水後の残留塩素もなく、安心して給水できそうです。


あとは周囲の配管ですが、浄水器から水槽までは色々考えた末に常設することにしました(塩ビパイプはとりあえずということで…)。

また、今後のフィルターカートリッジ交換などのメンテナンスを考えてジョイントをホース途中に設けてみました。
浄水器からバスポンプまでは距離があり、かつ部屋の床を這うので、コックつきのジョイントでつなぐこととし、普段は丸めて仕舞うようにして使用後は一時的にガラス面に掛けれるよう針金でフックを作りました。

まだ実際にはこの浄水器で給水はしていないのですが、中の水が腐らないようにするためにも週1回の換水を実践しないといけませんね。