タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

はてなブログ

はてなダイアリーが16年の歴史に幕を下ろしたのを昨日知りました。このダイアリーもはてなブログへ移行できるとのことで、先ほど手続きをしたところです。

私にとってアクア再開と同時にこのブログを始めたのでとても感慨深いです。

最後の更新から9年も経ってしまいましたがアクアは細々と続けており、水のなか、水のうえ。にて気楽に書いていこうかと思います。

ぼちぼち

あけましておめでとうございます。
ちょうど昨年の年明けから急に仕事が忙しくなって、ブログもアクアも低調な1年でした。
3,4ヶ月も更新しないでいるとそれなりに書くことも出てくるのですが、筆不精ならぬタイピング不精とでも言うのでしょうか。まめに更新していないと書き方も分からなくなるものですね。
今年は年始早々新しい仲間も迎えたので、各水槽の近況を含めて書きたいと思います。


各水槽といっても金魚水槽を含め3本しかないのが悲しいです。
90スリムを筆頭に数本余っていますが、まめに維持する余裕がないと家族の理解も得られにくいですね。
まず、うちの奥さんと子供たちで維持している金魚水槽ですが、45cmベアタンクに水作ニューフラワーとフィッシュレットなんて組み合わせですと、可愛さの対極にありますので、Do!aquaのオーバル25に底面濾過(改)という組合せで立ち上げ直しました。
円形の水槽は屈折の関係でパイプもあまり目立たないことが熱帯魚水槽で分かったのでチャレンジしようかと。
今は底砂のみで小赤2匹とピットブルプレコ1匹の組み合わせです。


次に熱帯魚水槽ですが、愚の骨頂と言いますか、次男坊の好むままブラックテトラを3匹も迎え入れてしまいました(あと長男希望のネオンテトラも)。
わたしは仕事で照明点灯中にはなかなか帰れなかったこともあり、気付かなかったのですが、アフリカンランプアイがどんどんいなくなってしまいました。
後から調べたら、混泳に向かない筆頭に近い気性の荒い魚種みたいですね。
どうやらネオンテトラは大きさ的に大丈夫だったみたいなのですが、ランプアイには申し訳ないことをしてしまいました。


水草は変えていませんが南米ウィローモスとCr.パルバが元気です。
日淡水槽では見たことがない糸状ゴケと茶ゴケがすごかったので、ヤマトヌマエビ1匹とピットブルプレコに来てもらっています。


最後に日淡水槽です。
昨年末に水換え不足から藍藻が大発生してしまいリセットしようか悩んだのですが、リセットするだけの余力がなかったので、結局、可能な限り吸い出して、水草は指でこすり、黒髭さんが付いてしまったものはなるべく切除し、補助的な使い方だった殺菌灯をメインポンプにつなぎました。
水槽ガラス面と底砂間の藍藻が駆逐できれば何とかなりそうな状態までもってこれました。

魚は相変わらず元気です。
実は我が家へお迎えしたのはこの子です。

カブトニオイガメ(英名:レイザーバックマスクタートル)というかめです。
実は半年くらい前からかめでも飼いたいなぁとは思っていたのですが、水棲ガメにしてもリクガメにしても大きくなりますし、専用のケージや水槽などが必要で、日光浴やホットスポットが必要など…
肉食系のカメは混泳なんてもっての外といった具合で半ばあきらめていました。
ところが立ち読みしたフィッシュマガジンにこのカメの記事があり、そのまま爬虫類も扱っている有名なアクアショップへ直行した次第です。

こんな感じでたまに呼吸をしますが、かなりの長時間潜水を続けています。
最終的には10〜15cmくらいになるそうで、寿命といい、ギンブナと同等の水槽の主になるはずですが、今のところは圧倒的に小さいです。
このカメにした理由は紫外線要求量がほかのカメに比べて少なく、陸に上がらないため呼吸するのにしがみつく足場があれば陸を作らなくてよく水深を深くして飼育が可能である、肉食系ではあるが日淡となら混泳が可能かもしれないなどですね。
エビ・貝が大好きというのが気になりますが…
今のところ問題は水槽が大きすぎてカメのえさを投入しても魚たちに食べられてしまうので、夜帰ってからプラケに出して餌を与えていることですね。
何か策を考えないといけませんが、いいアイディアが思いつかないです。


相変わらず、とりとめのない内容ですが、本年も癒しの混泳水槽を目指してアクアを続けていきたいと思います。

これで浄水器の本領発揮か

今日は珍しく早く帰ることができました。
というのも結膜炎に罹ってしまい、眼科に寄るために強引に帰ってきました。
こうでもないと早く帰れない生活も10ヶ月を超え、最近はかなりしんどいです。


ところで結膜炎はアデノウィルスなどが原因の「はやり目」などがありますが、細菌性の結膜炎もあるそうです。
ここでひとつ思いついたのが藍藻です。
今週月曜の深夜に5ヶ月ぶりにメイン水槽の掃除をしたときに藍藻の付着したパイプを掃除するブラシの水が跳ねて目に入ったのです。
藍藻はご存知の通りシアノバクテリアという細菌なのでもしやと馬鹿なことを考えてしまいました。


話が脱線してしまいましたが、久しぶりにメンテナンスする気になったのはホームセンターでこれを見つけたからです。


ちょうど1年前浄水器を入手して、10リットルバケツにコントラコロラインを追加しながらバスポンプで給水していた煩雑さから開放されると思っていたのです。
しかし実際にはコントラコロラインの追加が浄水器に変わっただけで、温度調節した水道水を一旦バケツで受けてバスポンプで浄水器に送らなければいけない煩雑さは一向に変わりませんでした(下は当時の絵です)。

原因は、我が家には簡単にホースを取り付けられる蛇口がひとつもなく、必ずヘッドがついていたのです。
もう諦めていたのですが、だめもとで風呂場のシャワーヘッドを給水時に外して何か付けれないものかと考えていたところ、こんな商品が目に入りました。

確かキッチンの蛇口にも外せる網があったような…
結局何も考えずに買って帰ってしまいました。
果たしてうまく取り付けられるか不安でしたが、

バッチリでした。
これでバスポンプとバケツが不要になり、給水時間も短くなり、水温調節のためにバケツから溢れる水も無くなるという、一石三鳥になりました。


そんなわけでレイアウトはボロボロですが、さかな達はのんびり暮らしております。

誕生日のプレゼント

私自身の体力回復で終わってしまったお盆休みでしたが、久しぶり(実に8ヶ月ぶり)にアクアらしきことができました。
近況としては金魚水槽ですらまともに維持できなくなり、システムを単純(エアリフト濾過・ほぼベアタンク)にして息子達に管理を頼むことにし、私自身はOF濾過で数ヶ月の放置が可能な日淡水草水槽の水足しと餌やりを朝仕事に出掛ける前に細々と続ける生活になっていました。
今まで溜め込んだ道具があるため、電気代と水道代以外にはほとんど出費がない状態でしたが、それでも餌は無くなってしまうので2ヶ月ほど前に久々に近所のショップへ出掛けました。
そこで円柱水槽と専用スタンドに出会い、これは欲しいなと思ったのですが、そのショップでは非売品扱いでしたし、維持できる気もしなかったので諦めました。


これがその水槽です。
それからひと月経ってすっかり忘れていたのですが、ある日帰ると家にその水槽が置いてあったのでビックリしました。
話を聞くとガーデニングショップでたまたま見掛けたらしく、誕生日のプレゼントにと妻と息子で一生懸命持って帰って来てくれたのです。


お盆休みも何とか取れたので早速レイアウトしたいのですが、この水槽には三つほど課題がありました。

それはスタンドの歪みと転倒防止対策、それと水槽を載せる場所です。
このスタンド、材質は正確にわかりませんが、曲げたフレームを溶接しています。
我が家に来た当初、水槽に水を入れたくなくなるくらい傾いていまして、家具のがたつきを調整する要領で新聞紙をたたんで噛ませようかとも思ったのですが、フレーム自体もL字やコの字にして強度を持たせているわけではないので、手で「エィ!」と曲げたらなんとなく修正できたので良しとしました。
水槽についても日本メーカの「水槽は平らな場所に設置しましょう」が信じられない3点(正確には点ではなく線)支えで、水槽自身も気泡が入っているので円形の板でも調達しようかと思ったのですが、結局はウレタンスポンジを挟む程度にしました。
残りのひとつは前出のふたつのように手を抜けるものではありません。
写真のように明らかに頭でっかちでしかも体であるスタンドよりも頭である水槽が重いときています。
たぶんこれがアクアショップで売らなかった理由なのではないでしょうか。
フローリングの床に脚を固定する方法は木ねじ程度では抜ける気がするので、重心に近い水槽付近で電話台に針金で固定することにしました。



濾過については無しにしようかとも考えたのですが、どんよりした感じになるのは避けたかったのと、私自身としては初めて本格的に水草優先にしたかったこともあり、

  • 水中ポンプ式の底面濾過方式(一応CO2添加も考えた)
  • プロジェクトソイルエクセル(実ははじめてのソイル)
  • 20wの小型ヒータ(初めて熱帯魚に手を出しました)

のシステムにしました。
レイアウトについては、

にしましたが、ソイル内に枝流木の付根が埋まっており、思った以上に植えるスペースがなかったのが失敗でした。


生体は初めて熱帯魚に手を出し、アフリカンランプアイ30匹とマンゴーシュリンプ(全然知りませんでしたがコケを食べたら緑になりそう…)20匹を迎えました。


やっと立ち上げたと思ったら早速ピンチがやってきて、翌朝エビたちが底の方でじっとして動かないのを発見しました。
10リットルそこそこの水量でかつ水中ポンプ式の底面濾過でほとんど波立てずにこれだけの生体を収容すると、日淡水草水槽から持ってきた飼育水中のバクテリアの呼吸も重なってあっという間に酸欠になるようですね。
結局エアポンプのチューブをパイプに突っ込んでエアレーションしています。

当初の狙いの手間のかからないシステムには程遠くなってしまいました。

30歳の照明器具

先日、我が家で使用している古い照明器具の紐が切れ、点灯しなくなってしまいました。
妻が子供のころからずっと使っているコイズミの器具で、とても気に入っていたので、直りそうもなかったら新しい器具を買おうかねと言いつつ分解してみました。


ほとんど手作業で組み立てたと感じさせる作りですが、ミニクリプトン球の照明ということもあり、電気的には至ってシンプルです。
唯一の機構部品が4灯→2灯→消灯と繰り返すロータリースイッチで、ここに結んであった紐が朽ちて切れていたのと、裏の半田が取れていました。
結局紐は使用していないので取り付けないこととし、半田を直して絶縁的には問題がないため、そのまま復旧しました。
装飾先端部のメッキなどはかなり剥げていますが、聞けば30年近く経つということで今時のハイテク機器の寿命とは雲泥の差ですね。

ガラス製のカバーなどは入手できなくなっていますが、これからも長く使っていきたいです。


アクアのほうは至って変化がないのですが、こんな感じの水中トンネルを作ってみたいと思っています。

ただ、バリスネリアを含めてテープ状の葉は好きではないと言われているため今後の展開はまだまだ難しそうです。

これから

すっかりアクアへのモチベーションが下がったままずいぶん間が空いてしまいました。
Eheimさんが2年ぶりに復活されたのが嬉しくて久しぶりに書いてみてますが、なかなかタイプが進まないです。
周りの皆さんのサイトやブログもすっかりご無沙汰していますので、まずはそこからでしょうか。


先日、多摩六都科学館へ行って来ました。
バランスドアクアリウムなど2年前に行った横浜こども科学館と重なる部分がありましたが、多摩川の魚の混泳水槽やニッポンバラタナゴやカマツカなどのテーマ水槽など日淡魚が沢山いて、10分ほどですが癒されました。
とても綺麗にメンテナンスされていましたが、ニッポンバラタナゴ水槽のレイアウトがミクロソリウムだったりして、我が家のようで親しみがもてました。


振り返って我が家のほうはメイン水槽はオーバーフロー濾過のおかげで怠け癖がつき3ヶ月放置状態でした。
さすがに金魚水槽はそうもいかず2週に1回ぐらい水換えしてましたが…
アクア自体を辞めるつもりはありませんし、ブログも続けていきたいのですが、もう少し負荷がかからないようなブログにしていきたいですね。
これからもよろしくお願いします。

一番良かった頃

前回、濾過槽の掃除をしたまでは良かったのですが、結局それ以来何も手を入れず今日もまだ会社にいたりします。
週休1日ではどうにも趣味まで手が回らないです。


水槽前面のスポットゴケが見苦しく、写真も撮れない状況でブログも更新できないのですが、一番良かったのはいつ頃なんだろうとふと考えて、昔の写真を見てみました。


これは今の金魚水槽がメイン水槽だったときです。
この後繁茂しすぎて徐々に崩壊していくわけでネイチャー感のない畑水槽ですが、バリスネリアやクリプトが一番調子が良かったです。
クリプトは全て今のOF水槽に移植しましたが、移植によるダメージか枯れないものの復活までには時間がかかりますね。
移植時に混在してしまって実はどれがどれだか判らなくなっているのも確かですが、最近はクリプトコリネのなかで、ルーケンスとルテア、スリランカ、バランサエがかなり好調になってきました。
逆にキリアータはかなり厳しい状態です。


やはり、写真がないとよくわからないですね。