タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

モス崩壊とレインシステム

日淡水草水槽のモス崩壊


突然ですが水槽左側がスカスカになってしまいました。
ここ最近、テラリウム水槽に手をかけていたため、日淡水草水槽のメンテナンスが不十分で、流木に活着していたウィローモスが剥がれてしまいました。
原因はモスのトリミング不足による活着部分の弱体化およびバリスネリア、バランサエのオーバーハングによる光量不足が考えられます。
仕方がないので、四方に散らばったモスを回収しつつ、元気のいい部分だけ残してトリミングしたらこのようになってしまいました。
ついでにバリスネリアスピラリスも回収し、予てから導入予定だったボルビティス・ ヒュディロッティ(本当はGLASS BOXさんのボルビティス・SPを狙っていたのですが(笑)…)を葉を落として流木に巻いて入れてみました。
活着するまでに、また成長してくるまでにはかなりの時間がかかると思いますが、今から楽しみです。

レインシステム

ある雑誌を読んだことのある方ならご存知のこのシステム、かなり適当な思いつきで家にあるもので作ってみました。
このレインシステムの目的は水面の油膜取りです。
本家はダッチアクアリウムで、[rakuten:chanet:10004361:title]のダッチアクアリウム特集で初めて知りました。


とはいっても皆さんも色々な方法で油膜対策をされてますよね。
我が家の日淡水草水槽では照明消灯時間にイーロカで水面付近を波立つようにしています。
金魚水槽は元々COを添加していないので、常時水面を叩いているのため油膜は張りません。
残ったのはアクアテラリウム水槽ですが、先日オーバーフロー濾過槽へ変更したために水面を叩く手段がなくなり油膜が発生してしまいました。
小さなスポンジフィルターですら設置出来ない水深のため、レインシステムを思いつきました。
材料は比較的硬めのエアチューブと端を縛って水槽枠に引っ掛けるための針金です。




加工は雨を降らしたい部分に小さくハサミを入れるだけ。
片方はオーバーフローの分岐に、他端は縛って枠に引っ掛ければ終了です。
写真は撮っていないのですが、正面から見ると水槽の枠でエアチューブは見えないようになっています。
実際に通水してみての感想は、エアチューブの表面張力で雨粒が大きくなってしまうので、雨というよりは洞窟の天井から水が垂れてくる感じとお伝えした方が良いかもしれません。
水面を叩いていることは確かなので、油膜取りの効果はありそうですが…
ただ、ガラス面への飛び跳ねが凄いです。
アクアテラリウムで使用するなら水槽内の湿度を高める効果もありそうです。