タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

新日淡水草水槽導入記(3)

当初はクリプトは底床がこなれてから移植する方針でしたが、大丈夫かも思った(待ちきれないともいうが…)のでどんどん移植をしてしまっています。移植時に注意した点としては、

  • 残っていた水上葉はカットする
  • 株分けできそうなものは株分けする
  • 黒ヒゲさんがついている葉はカットする
  • 根は2cmくらい残してカットする

くらいでしょうか。
旧日淡水草水槽からはピグミーチェーンサジタリア、ボルビティス・ヒュディロッティ、ミクロソリウム・ウェンディロブを除いてすべて移植しました。
生体もミナミヌマエビを除いて移っています。
それで水槽はどうなったかというと、


うーん、スカスカだし、センス無いなぁ…
初めは左側に密植、右はスカスカの予定だったのですが、水流が強すぎてバランサエなどが植栽できず、右側に植えざるを得ない状態となってしまいました。

これは実際にOF水槽を使い始めて分かったことなのですが、ポンプの電源を切ると排水口が空気を噛むまでサイフォンの原理で本水槽から濾過槽へ水が逆流します。
したがって排水口を下に向ければ全体の水流の向きを変えることができますが、その分濾過槽の水位を下げておかなければなりません。
逆に排水口を水面に平行にすると水面の空気を噛んでせっかくポンプ部で添加したCOを逃がしてしまいます。
現状でバランスが取れるラインがこの角度になります。
もう少し水流を弱める策を考えてみたいと思います。


一方生体はというと広くてのびのびしている感じです。
ギンブナとセボシタビラは群れて回遊しています。
カワバタモロコは群れて隠れていますが…

これからもあまり密植度をあげないように気をつけたいと思います。