タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

リセット

長らくご心配をお掛けしましたが、金魚水槽のリセットを行い、助けることが出来た金魚たちを戻しました。


ご覧の通りまだ何もない状態で、水槽内に入っている器具は150Wのヒーターと、新たに購入したニッソーのスーパーパルという底面フィルターのみという状態です。


最も安定した濾過を実現するために底面フィルターを選択した訳ですが、金魚のように排泄物が特に多い場合、定期的な底砂清掃が不可欠だと思います。
これは水草を植える行為と相反するため、どうしたものかと悩んでる状態です。


また、エアリフト式ではなく、水中ポンプ式の底面フィルタを選びましたが、初期の状態では水流がかなり強いですね。底砂が締まってくれば多少変化があるので最終的にどんな感じか様子を見たいと思っています。
あと、水温を高めの27℃に設定していることも関係していると思いますが、水の蒸発がものすごく早いです。


今回の一連の水槽環境崩壊によって、小赤1匹が松かさ&腹水で、ピットブルプレコが白点病&薬浴で、それぞれ☆となってしまいました。
2匹には管理不足が原因で申し訳ないことをしました。
残った金魚たちには精一杯世話をして長生きしてもらいたいと思います。





上から順番に赤斑病(内出血)に罹った桃子(素白透明鱗の福ダルマの呼称)、赤斑病でかつ鱗が剥がれてしまった茶金、赤斑病の症状が多少残っている青文魚、元気はなかったが外傷のなかった小赤2匹、最後は白点病が酷かったブリストル朱文金です。
背鰭も開かず底床でじっとしている状態は薬浴3日目くらいからかなり解消され、4日目くらいからは☆となった2匹以外はかなり活発になりました。


推測に過ぎませんが、ピットブルプレコはエロモナスには罹っていなかったのかもしれません。
別水槽を用意して高水温で白点病対策だけをするべきだったかもしれません。
起こさないことが大切ですが、発症時の判断力も必要ですね。