タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

元気な水草

メイン水槽は3ヶ月、金魚水槽は2ヶ月、立上げてからそれぞれ経ちました。
植えている水草は大抵は低照度、CO2添加なしでも育つものを選択していますが、魚やエビによる食害等もあって、元気な水草とそうでない水草と二極化してきました。
水質はpHはどちらも6.8〜7.0(酸性へ傾く原因は水換え不足)、総硬度(GH)は13〜16以上(水道水を調べてないのですが、原因は恐らく水道水だと思います)、水温はメイン水槽が25〜26℃(ファン有)、金魚水槽が27〜28℃(ファン無し)くらい、CO2や肥料、調整剤の添加はしていません。
あと砂を掘り返してしまうカマツカ(メイン水槽)がおり、クロメダカを除く残りの魚は水草を食べてしまいます。
総硬度以外は普通だと思うのですが、このような環境で元気な水草を紹介します。

アヌビアス・ナナ&ウィローモス


この2種は立上げ時からずっといます。
アヌビアス・ナナは確かに成長が遅いですが、順調に茎が伸びています。
すぐ苔生してしまいますが、そこはミナミヌマエビたちが食べてくれるので問題ありません。
もう少し茎が伸びたらカットして金魚水槽に移植したいと考えています。
ウィローモスも成長がすごいですが、あまりに伸びすぎて活着していた部分が剥れてしまいました。
そこで刈上げない程度にカット(床屋風な表現がモスには相応しいです)しましたが、だいぶふさふさしてきました。
ウィローモスは金魚水槽でもチャレンジ中です。

バリスネリア・スピラリス&スクリュー・バリスネリア


この2種は最初砂を掘り返されては抜かれていましたが、今は完全に根付いてランナーを出しながら増殖中です。
水草はその水質に適応するためにそれまでの葉を自分で枯らして新しい葉を出す性質があるようですが、この2種はまさにその事象を確認することができました。
また、予想外にランナーの長さが10cm程度になるため、意図していない場所(たとえば流木の下や投込み式フィルターの下等)から新しい株が顔を出します。

マツモ


この水草の成長力はいったいどこから来るのでしょうか?
水質が合わないと解けてしまうこともあるようですが、10cm位のマツモを2本入れただけでこんなになっています。
これでも間延びした部分や食べられた部分はそうとう捨てているのですが…
適当に千切っておもりを使って沈めています。

カボンバ


成長はあまり早くないように感じますが、着実に新芽は出ています。
おもりをつけて植えていますが、おもりを巻いた部分が枯れてしまうので、巻き直したり捨てたりしてるので、本数は若干減っていますが、金魚の食害にもしっかり耐えています。