タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

とりあえず…

今回のアクアテラリウム立上げに際して、基本スタンスとしては今手持ちの植物を使う予定でしたが、ウィローモスしか陸上に使えないため(ロタラインジカの水上葉は枯れてしまいました…)、陸上植物を探すことにしました。
我が家から一番近くにあるショップは以前ドラセナを買ってしまった家具屋内にあるアクアリウムコーナーですが、外には園芸コーナーがあるのを思い出したので子供2人をつれて行ってみたところ、入口すぐに「ビオトープコーナー」があり、奥に「山野草コーナー」の看板が見えました。
期待を膨らませつつのぞいてみるとありました、苔は芝と同じようにシート状で売られていますね。
結局4点を購入しました(本当は採取が望ましいのですが…)。


まずは、琉球マメズタ(豆蔦)とシダ・苔のコケダマです。


本来は釣り糸とフックが付けられており、ドボッと水につけて日陰になる軒下等に吊り下げておくみたいなのですが、底を犠牲にして置いてみました。
元々水路を作っていたので、コケダマは水を吸い上げ、全体が湿った状態になって上々です。
水路を完全に遮っているわけではないので、湧き水のような見た目になりました。
シダも苔も種類は判らないのですが、現状の丸いシルエットでは不自然なので早く繁茂して欲しいです。


次は水槽右側の変更点です。

一番右側にはアクセントを付けたかったので、ビオトープ用として売られていたハンゲショウ(半夏生)です。
ショップでは元々勉強もせずに行っているので、帰ってから分かった事なのですが、この植物の地下茎はものすごく太いですね。
底床がハイドロサンドなどのソイル系でもなく荒木田土でもないのでどの程度繁茂するかわかりませんが、繁殖力は強いようです。
その左隣の流木は既にウィローモスを貼り付けていますが、流木の裏側で一部水が回らない部分はカビにとって条件が良いようでカビが生え始めたので、ケト土で盛ってから苔シートを千切って貼り付けようと考えました。
ところが、このケト土はほど良く水分を含んでいると粘土状でよいのですが、水分を多く含むとボソッと固まり状に落下してきたので、慌てて苔シートで覆いました。
流木の左側がケト土込みで、流木よりもかなりはみ出してかっこ悪い状態です。
流木右側はケト土なしで苔シートをはめ込んでみました。
今後ウィローモスとどのような絡み方をしていくか楽しみです。
最後に左端(つまり水槽中央)に植えたのがヤエオモダカです。
こちらは抽水植物ですが、エキノドルスに近い種らしいです。
球根というか芋を作るそうでクワイの仲間だそうです(つまり食用も可能らしい)。


とりあえず植栽はこんなところで、暫くは水質の安定と流木のアクが出てきてしまっているので活性炭での吸着に注力していきたいと思います。

他の水槽の近況

ついでといっては何ですが、他の水槽の近況を。


特に変化はありませんが中央左側手前のクリプトコリネスリランカの調子が良いです。
反対にウェンデュラータレッドとルテアは小康状態ですね。
狂ったように繁殖しているバランサエは葉の途中にハサミを入れるわけにもいかず、根元から切るかどうか悩み中です。

最後に金魚水槽ですが、長男が金魚すくいで取ってきた最後の小赤が亡くなってしまいました。
クリプトを栽培しているわけではないので、日淡水草水槽よりもう少し換水頻度と換水量を上げたいと思います。
1匹になってしまったサラサ琉金がかわいそうだからというわけではないのですが、新入りが入りました。
青文魚、別名羽衣とも呼ばれる優雅な金魚らしいです。
私は色の渋さに惹かれました。