タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

久々のアクアテラリウム水槽

約1ヵ月半ぶりのアクアテラリウムの日誌になります。
ヤエオモダカが枯れて以降は特に大きな変化も無く、数日毎の水足しと餌やりでここまで放置してきました。
ここで我が家のアクアテラリウムについて反省したいと思います。

システム
  • 水槽ですが、やはり木目調とはいえ、縁あり水槽はいまひとつで、写真を撮る際に必ず邪魔になってしまいます。つまり、個人的に楽しむ分には良いが、人にお見せする水槽にはならないという感じです。
  • レイアウトにも絡みますが、テラリウム用水槽を用いずに通常の箱型水槽を用いてアクアテラリウムを行う場合は、前面ガラスの部分にガラスを拭くスペースを十分に空けること。霧吹き等でどうしてもガラス面には水滴等が付くのですが、拭けないと白く乾いてしまいます。
  • 濾過については本水槽で底面濾過を、別水槽を使用してサイドオーバーフロー濾過槽を立ち上げているので水量に比した濾過能力はあると思われるが、ホースがエアチューブ程度の径のために水垢のような汚れが詰まり、極端に水量が低下してしまいます。濾過の循環水量は濾過能力に直接影響しますし、サイドオーバーフローにとっては水が溢れかねないので、非常に気を使います。
  • 照明については45cmスリム水槽に対して、PIXY NEO 14Wとカノーバ 27W 合計41Wはなかなか強力で良かったと思います。ただし、メタハラのように高い位置から照射できるわけではないので、水槽から飛び出してしまったハンゲショウなどには効果が発揮できないです。
草体・レイアウト



  • この水槽の見所は上段の写真の部分かと思います。写っているだけでも、シダ(詳細不明)、琉球マメヅタ、ウィローモス、岩ヒバ(越の誉)、黄金シダ、ウサギゴケがあります。位置的に光量と湿気が丁度いいのだと思います。
  • 下段左下の写真は流木の下から伸びるように生やすイメージで植栽した黄金シダです。流木の影になる部分が枯れてきていますが、黄金シダは黄金色になると言う情報もあるので切らずにいます。あと、この根元を含めて2ヶ所でケト土を使ってみましたが、ある程度水が流れるアクアテラリウムでは土が多少流れ出してしまうため、使い方が難しいです。
  • 下段右側は1本だけ順調に大きくなったハンゲショウです。ここ1ヶ月は成長が止まりましたが、夏には新しい葉も2,3枚出てきて照明にぶつかってしまったので、盆栽のようなつもりでビニタイで修正しています。
生体


汚い写真で申し訳ありませんが、日淡でも金魚でもない2種の生体のうちまだ紹介していなかったアカヒレです。
実質の水量が5リットルもなく、サイドオーバーフローも考えてなかったときはかなりな強健種でないと厳しいと思い、アカヒレを購入しました。
結果的に濾過もうまくいき、最初導入した7匹すべて健康です。
今では体色も良くなって、フィンスプレッディングみたいなこともしています。


簡単になってしまいましたが、60cm水槽くらいで始めればかなり楽になると思います。