タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

メイン水槽レイアウト変更

今月初めからずっと流木に関するレイアウトを変更しようと考えていて、実際には今週の月曜から取り掛かり、うまい事いかずに煮詰まったりして、完成には程遠い状態ですがとりあえず日誌に付けていこうと思います。
今回の変更の目的は、

  • 流木はメイン水槽には大きすぎ、流木周囲のガラス面の清掃は流木を一旦外へ出さないとできない。
  • 流木に黒髭苔がびっしり付いてしまい、ピンセットでの除去も限界が来ている(早いうちに対処しなかった)。
  • 流木が大きすぎ、水草を蜜植しているため、魚たちの遊泳スペースがなくなってしまった。
  • 流木が大きい割には水面まで達していないので、流木上方のスペースがデッドスペースとなった。
  • 流木に活着させたアヌビアス・ナナの位置が水面に近すぎて苔が酷く、何かしらの対策を取りたかった。
  • ネイチャーアクアリウムにも惹かれるが、本場オランダ・ドイツの水槽にもあこがれる(様式美、システム等)。
  • 二枚貝スペースの仕切りの石が簡単に乗り越えられてしまい、あまり役に立っていなかったし、狭かった。

とまあ、挙げればきりがないわけで、ただ実際に始めると以前の方が良かったなぁなんて早速後悔もしたり。
とりあえず、後戻りは出来ない状態なので、とりあえずこれでやっていこうと思います。
ということで、現状はこんな感じです。


今回、中央から左側の水草についてはほとんど手を入れていません。
左側については、横たわっていた大きな流木を2本撤去して、自立する流木を入れたので水草を植える面積は増えましたが、メンテナンスがしやすくなったかについては?な部分もあります。

左側については大改造ですが、今回最も時間をかけたのは右側のアヌビアス・ナナです。
雑誌に水槽側面を埋め尽くすようにアヌビアス・ナナを配植する方法がドイツのレイアウトの一例として記載されていました。
我が家の水槽では面と呼べるほどの側面がないので撤去した流木を一本ウィローモスをメンテナンスしておき、撤去した流木からアヌビアス・ナナを丁寧に剥し、慎重に株分け、苔生した葉の切除をして流木に木綿糸で巻きつけなおしました。
丁度照明が一番暗いサイドの部分で、ついでに後ろの給水パイプも隠してしまおうという意図です。
(ちなみにオランダでは器具は極力見えないようにしているそうです(温度計も×だそうです))
あと残るスペースなのですが、まったくもって決まらないです。

二枚貝スペース拡大用に購入した山谷石と日光で採取した石で二枚貝スペースを作って、あく抜きしておいた小さい流木3本を組み合わせてみてるのですが、差し戻したハイグロフィラ・ポリスペルマが伸びてくると思うので、背面は良いのですが、スペースがかなりもったいないような…
暫く悩み続ける日々が続きそうです。