タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

ただ今実験中〜

先週の日曜日から、照明を消灯している24:00〜17:00の間で妻の協力の下実験していることがあります。


見ての通りダンボールを切り貼りして作った水槽カバーです。
狙いはそのまま外光を遮断するためです。
メイン水槽は勿論直射日光が差し込まない場所に設置していますが、

  • 午前中は間接光であるが結構明るくなる
  • 午後は光が差し込まなくなるため、家に人が居る場合は部屋の照明を点灯している
  • 明るい化粧砂を底床に使用しているため、照り返しが大きい

餌のやりすぎをひとまず棚に上げておいて外光遮断により以下の目的が達せられるかを実験しました。

  • 苔の発生減少
  • 水草の成長方向を垂直に
  • 魚たちの睡眠時間確保

結論から言うと相当の効果がありそうです。
魚の睡眠時間はカバーを外すとじーっとしているので、寝ているのではないかと思います。
水草の成長方向はクリプトコリネを例に挙げると、


左が2週間前(1/13)のクリプト、右が昨日(1/28)の草姿です。
結構一目瞭然じゃないですか?
今の方がシャープな感じで個人的にとっても気に入っています。
自然界も横から光は入らないと思うのでこんな感のような気もしますが、いかがでしょう?
最後に苔ですが、これは60cmレギュラー水槽と同じ水量にかなりな量の川魚たちがいるため、やはりこれだけでは苔の発生は止めれなそうです。
ただし、今までは底床正面(ガラス面側)に苔と光合成あとの気泡があったのがなくなっているので、効果はある程度あったといえると思います。


これを踏まえて、かっこいい水槽カバーを製作したいと思います。
イメージとしては最近買った「アクアプランツNo.2(マリン企画)」の中で特集していた、いわゆるダッチスタイルで登場するオランダの水草愛好家宅の水槽台でしょうか。
照明もON/OFFではなく、だんだん暗くなったり、雨が降ったり、CO2濃度も自動調整だったり、メカ大好きの私にとってはかなり揺さぶられました。
インテリア性も重視するため、ゆっくり構想を練っていきたいと思います。