タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

金魚水槽崩壊

いつもどおり平和な金魚水槽のはずだったのですが、崩壊の日は突然やってきました。


連休中にまず、ブリストル朱文金が白点病にかかりました。
とほぼ同時に桃子(白色透明鱗の福ダルマ)がお尻が浮いてしまう転覆症状に…
転覆病は今は長男の水槽で控えめな食事にして落ち着いているサラサ琉金で幾度となく繰り返しているので丸手の桃子で発生するのも分からなくもないですが、水槽立ち上げ直後ならともかく、今更なぜ白点病?と思いながらヒータを入れていなかったので水温の急変がいけなかったのかと反省しつつ、ヒータをセットしてとりあえず20℃から徐々に28℃くらいまで上げていこうと思いました。
それとおまじないで鷹の爪を3本刻んでお茶パックに入れてフィルタ出口に結びました。


ところが、全体的に金魚が静かになってきたので注意深く観察したところ、桃子以外は非常に分かりづらかったのですが、ブリストル朱文金以外の金魚の鰭に内出血が確認されました。
桃子には体側にも内出血が…
おそらく、全員が運動性エロモナス菌(エロモナス・ハイドロフィラ)による赤斑病で、桃子は腹水による転覆症状が出ているのかもしれません。
非運動性エロモナス菌(エロモナス・サルモニシダ)も含めて私は今まで1度しか復活させてあげられた事がないのでかなりショックです。
エロモナス菌は常在菌のため、体力・抵抗力の低下と、濾過の崩壊が原因かと…


ということで、金魚水槽での治療は止めて全員を隔離水槽へ移し、水温は27℃くらい、薬剤としてグリーンFゴールド顆粒を入れて様子を見ています。
白点病は後回しにして対エロモナスに徹してみようかと思っています。
赤斑は少し退いてきましたが、茶金は鱗が数枚剥がれたので非運動性エロモナスの穴あき病かもしれません。


金魚水槽はリセットすることにします。
外部フィルタも止めようかと思っています。
底面フィルタでシンプルに行こうかと…