タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

餌の与え方(その2)

餌の与え方でも書いたように日淡魚全体に餌が行渡るように工夫して2ヶ月以上が経ちました。
成果としては左のギンブナが右のようになりました。



工夫といっても単純で底生のギンブナやドジョウにも十分餌が届くように水作プロホースの筒の中を通して餌を送り込んでいます。
イカワやタナゴは底まで餌を食べにくるので特に問題ありません。
ただし、昔のテラリウム水槽から来たアカヒレには餌が行かなくなってしまうため、アカヒレの分だけは指で水面へ与えています。


また、特別な餌の与え方をしている生体が他にもいます。
それは、二枚貝です。
ずいぶん前に買った貝用のフードで「かいまんま」というのがあるのですが、本来この餌は飼育水槽とは別にプラケなどに飼育水でかいまんまを溶いた臨時水槽を設けてしばらく二枚貝を入れておく必要がありました。
たぶん餌が腐敗しやすくとても直接飼育水槽に入れることができないからだと思います。
(いつもプラケ内面がどろどろになりました)
この方法は餌の濃度のコントロールがしやすいので、濃度が濃すぎて二枚貝が偽糞として体外へ排出してしまうのを避けることはできるかもしれませんが、平日会社から帰宅してから夜間行うには面倒であり、定期的に実施するのが難しかったのです。


そこで、本水槽で直接餌を与えられないかと思って考えたのが、下の道具です。

材料はほとんどアクアグッズからの流用で、トット バブルストッパーの細パイプにシリコンチューブをつないで、反対側はスポイトと接続します。
この細パイプではガラス蓋をした状態で二枚貝までパイプの先が届かないため、スドー エデニックシェルトV2の吸水側パイプで細パイプのガイドを行っています。

実際には上のように細パイプの先端を二枚貝が水を吸い込んでいる部分へもっていきスポイト押すとちょろちょろっと餌が吸い込まれます。
ただ、実際には細パイプの先端からスポイトまでの距離が長すぎるせいか、最初スポイトで吸い上げてもすぐ抜けてしまうため、何度も繰り返さなければならず、いまひとつでした。


いまのところこの状態なのですが、ひとつ希望が見えてきました。
残念ながらブログを一休みされるcoryvirusさんがプレゼント企画をされており、あるグッズをいただける運びとなりました。
おそらくこれでうまくいくと思いますので、また続きを書きたいと思います。