タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

ひな壇を自作

昨日の近況報告で書いたとおり、この1週間ほど今日報告するかごを作るために水槽を放ったらかしにしておりました。

きっかけ


かごを作るきっかけとなったのは4ヶ月以上前になりますが、観葉植物であるドラセナが水草として売られており、何も知らずに買ってしまったことです。
それから日淡水草水槽では水上で、金魚水槽では水中で育てていますが、どちらも枯れないで頑張ってくれています。



ただ、水上といっても水耕栽培的に根だけ水中に入れているだけなので根はどこもつかむことが出来ないのでかわいそうな状態でした。
そこでハイドロカルチャーの要領で水面付近にひな壇を作ってあげればいいのではと思いつき雑貨屋で購入したのが右の写真です。
しかし、市販のかごを使うには問題がありました。

  • 魚の飛び出し防止に水槽にガラス蓋を設置しており、隙間は20mmしかないこと。
  • 好みの形・寸法のかごが無いこと。
  • 材質がスチールもしくはステンレスで加工が出来ないこと。

とにかく園芸屋さんでハイドロカルチャーを水槽でやりたいといっても「そのようなかごや器はない」と言われてしまうので自作することにしました。

作り方(といっても説明できないのですが…)

まったくの素人なので、こんな本「[rakuten:book:11210170:title]」買ってみようかとも思ったのですが、先ほどの雑貨屋のかごをサンプルとして作ってしまおうと…

右は今回購入した材料です。

  • アルミ製針金(加工しやすいもの)0.9mm
  • 壁掛け用金具(フレーム無し水槽の場合)
  • ハイドロボール

あとはラジオペンチ(細身)とニッパーがあれば作れます。
正しい作り方はわからないので説明できませんが、今回はサンプルのように底の中心から全周に拡がるように針金をセットして編み始めましたが、今回のような緻密な網目を作りたい場合は向いていないような気がします。

今回砂利が洩れないだけの網目を作る自信がなかったのでハイドロボールを選択したのですが、結局網目が大きくなりすぎてしまい、補修に次ぐ補修で酷く不細工な出来栄えになってしまいました。

セッティング


本来であれば水草の水上葉を育成したいのですが、今回はテストランということもあって、ドラセナの仲間達を購入してきました(コーヒーの木とクチナシです)。
右は茎が水中にならないように調整したあとの写真です。

何とか収まりましたが、やはりギリギリですね。

今後の予定

ハイドロカルチャーは通常根腐れ防止剤を入れますが、今回は通水性もいいはずなので入れていません。

外側にモスやミクロソリウムなどの水草を活着させてもおもしろいかもしれません。
水槽のサイドやバック面にシート状のかごも作成してみようかとも思っています。