タナゴとともに…

タナゴを中心とした日本産淡水魚の混泳飼育日誌を書いています

濾過槽の清掃

日淡水草水槽は稼動してから1年と2ヶ月が経ちました。
この期間一度も濾過槽は掃除をしていなかったのですが、

  • 何度かウールマットの掃除をサボり、物理濾過が効いていなかったことがあった(仕切り板間の水位差がないので目詰まりはないと考える)。
  • 活性汚泥がかなり目立つようになった(先日解体した外部式フィルターに比べれば大したことはないが)。
  • 本水槽の砂利とガラスの間に藍藻が見られるようになった(朝日の差込にも原因がある)。
  • 第1濾過槽の下にエアストーンを設置したかった。

といったことが気になりだしたので、先週の土曜に第1濾過槽の清掃を実施しました。
(余談ですが、年が明けて初めて土曜日に休めました…トホホ)


水の体積で17リットルほどのエーハイメック風濾材が入っています。
ネットに入れていないのと、深夜なので階下の家に迷惑がかからないよう慎重に作業したのでかなり時間がかかりました。
今時の多孔質濾材ではないエーハイメック風濾材なので、崩れ・割れはないかと思っていましたが、何個かは割れていたのではじいたのと、飼育水で濯ぐ程度に洗いました。
底の方にはプロホースで吸い出しきれなかった少量の水と汚泥が残ってしまいましたが、面倒なのですのこを復帰する前にいぶきエアストーンを設置して濾材の復帰を始めてしまいました。

今回は時間がなかったので上流の第1濾過槽のみの清掃となってしまいましたが、第2濾過槽の濾材の色と比べるとかなり綺麗になったと思います。


水質の急変という観点から考えると第1、第2と別々に清掃するのもいいかもしれません。
あと、外部式フィルターに使用していたプラスチック濾材を第1濾過槽の水面に浮かせています。
あと、2,3箱買い足してドライ濾過エリアにしようかと思ったりもしますが、これくらいの量では効果がまるでないのと買いに行く暇もないのが現状です。

2009年最初の写真

ずいぶんと間が空いてしまいました。


今日は今年2回目の水槽の照明が点灯している間に帰ってくることができました。
水槽は丸々1ヶ月放置状態…
今年抱負は何処へやら、モチベーションも完全に低空飛行状態…


ブログもこのままフェードアウトしそうな勢いだったのですが、新春はてなダイアリー書き初めキャンペーンWiiWiiFitが当たるかもしれないということで、子供達も欲しがっているし久しぶりに書いてみるかと…


お題は今年最初の写真ということで、色々考えたのですが…


今まで2年半以上このブログにUPしてきた写真の9割以上はこのデジカメで撮影してきました。
図体は大きく、画素数は携帯以下という今となっては骨董品のようですが、私にとっては手ブレしにくくかつブログにUPするVGAサイズの写真を撮るには十分なスペックでした。
たださすがにバッテリの方がそろそろ限界に来ているらしく、数枚撮影するとバッテリ切れになってしまうためいよいよ買い換えることにしました。
今度のカメラは同じソニーのDSC−H10にしました。
こんな凄いスペックのカメラが3万円を切る値段で買えるのですからホント驚きです。
ちなみに10年以上前に、100万画素・AFなし・ズームなしの凄まじく使いにくいカメラを6万円以上払って買ったのを思い出しました。


旧デジカメと同様ほとんど使いこなす自信がありませんが、放置状態の水槽を撮ってみました。

撮る前にプラケぐらい片付けなさいって…
今気付きました。
そういえば金魚水槽の方はcheepappaさんに倣ってアナカリスを二束入れていました。
全く何もしていないわけではなかったようです。(^^;
それでは。

あけましておめでとうございます

このブログもすっかり日が空いてしまいまして、本当は年末の反省と年始の抱負など別々に書いてみたかったのですが、紅白歌合戦を見ながら久しぶりに書いています。


ここ1ヶ月、仕事が更に忙しくなり、平日は照明が点灯している時間には帰ることができなくなりました。
魚の姿が見れなくなるとモチベーションは下がってくるもので、金魚が病気のときは踏ん張りましたが、平日は一切メンテナンスせず、アクアサイトのチェックも出来ていない状態です。


この連休に入って久しぶりにメンテナンスできたので、現況と今年の抱負を考えてみたいと思います。


まず日淡水草水槽です。
この1年間オーバーフロー水槽でチャレンジしてきましたが、120cmのサイズを活かしきれなかったです。
オーバーフローの濾過能力は十分実感できましたが、逆に甘えが出てメンテナンスの間隔は延びる一方で魚はいたって順調でしたが、水草のほうは有茎草はほぼ食べ尽くされる状態が続きました。
写真を見ても明らかですが、堅調な水草はクリプトとボルビくらいなもので、そこそこ調子が良さそうな水草として有茎草では根付いたけど背丈の低いラージリーフ・ハイグロフィラと差し戻したアマニア・グラキリス、他では新葉が出てきたヤマサキカヅラでしょうか。
今年は後背の水草の背丈を高いものにしたいので、Cr.バランサエなどもう少し増やしていきたいと思います。

続いて金魚水槽です。
今現在非常に殺風景な状態が続いております。
流木にプラケでキープしているミクロソリウム・ナローリーフを巻くか、モスを巻くかで悩んでいます。
濾過については底面濾過にプラスして物理濾過を追加しようと考えたのですが、外掛けフィルタは背面のスペースが足りなくて設置できないので物理濾過→沈殿濾過と連想して右奥にフィッシュレットを設置してみました。
周囲に使用している人がいなかったので、沈殿濾過の能力は半信半疑でしたが、結構糞が集まってきました。
雑誌などではベアタンクで使用している人が多いように感じますので、底面濾過+フィッシュレットの組合せはあまりいないかもしれませんね。
とりあえず、砂が下に入り込んでくるのが気になりますが様子を見てみたいと思います。

たまには息子たちの水槽も紹介ということで・・・
金魚水槽で追い掛け回されていたサラサ琉金はこちらで平穏な暮らしをしており、先月の病気も免れました。
右側、長男の水槽ですが、水量から考えるとかなり過密飼育ですが、長男の餌やりが控えめにキープできているので水の痛みも遅くうまくキープできています。


今年は余っている45cm水槽を使ってクリプトの腰水栽培かアクアテラ復活の野望を持ちつつもう少しメンテナンス頻度を上げていきたいと思っています。
何はともあれ、ブログの方もまだまだ続けていきたいと思いますので、今年も宜しくお願いいたします。

リセット

長らくご心配をお掛けしましたが、金魚水槽のリセットを行い、助けることが出来た金魚たちを戻しました。


ご覧の通りまだ何もない状態で、水槽内に入っている器具は150Wのヒーターと、新たに購入したニッソーのスーパーパルという底面フィルターのみという状態です。


最も安定した濾過を実現するために底面フィルターを選択した訳ですが、金魚のように排泄物が特に多い場合、定期的な底砂清掃が不可欠だと思います。
これは水草を植える行為と相反するため、どうしたものかと悩んでる状態です。


また、エアリフト式ではなく、水中ポンプ式の底面フィルタを選びましたが、初期の状態では水流がかなり強いですね。底砂が締まってくれば多少変化があるので最終的にどんな感じか様子を見たいと思っています。
あと、水温を高めの27℃に設定していることも関係していると思いますが、水の蒸発がものすごく早いです。


今回の一連の水槽環境崩壊によって、小赤1匹が松かさ&腹水で、ピットブルプレコが白点病&薬浴で、それぞれ☆となってしまいました。
2匹には管理不足が原因で申し訳ないことをしました。
残った金魚たちには精一杯世話をして長生きしてもらいたいと思います。





上から順番に赤斑病(内出血)に罹った桃子(素白透明鱗の福ダルマの呼称)、赤斑病でかつ鱗が剥がれてしまった茶金、赤斑病の症状が多少残っている青文魚、元気はなかったが外傷のなかった小赤2匹、最後は白点病が酷かったブリストル朱文金です。
背鰭も開かず底床でじっとしている状態は薬浴3日目くらいからかなり解消され、4日目くらいからは☆となった2匹以外はかなり活発になりました。


推測に過ぎませんが、ピットブルプレコはエロモナスには罹っていなかったのかもしれません。
別水槽を用意して高水温で白点病対策だけをするべきだったかもしれません。
起こさないことが大切ですが、発症時の判断力も必要ですね。

金魚水槽崩壊

いつもどおり平和な金魚水槽のはずだったのですが、崩壊の日は突然やってきました。


連休中にまず、ブリストル朱文金が白点病にかかりました。
とほぼ同時に桃子(白色透明鱗の福ダルマ)がお尻が浮いてしまう転覆症状に…
転覆病は今は長男の水槽で控えめな食事にして落ち着いているサラサ琉金で幾度となく繰り返しているので丸手の桃子で発生するのも分からなくもないですが、水槽立ち上げ直後ならともかく、今更なぜ白点病?と思いながらヒータを入れていなかったので水温の急変がいけなかったのかと反省しつつ、ヒータをセットしてとりあえず20℃から徐々に28℃くらいまで上げていこうと思いました。
それとおまじないで鷹の爪を3本刻んでお茶パックに入れてフィルタ出口に結びました。


ところが、全体的に金魚が静かになってきたので注意深く観察したところ、桃子以外は非常に分かりづらかったのですが、ブリストル朱文金以外の金魚の鰭に内出血が確認されました。
桃子には体側にも内出血が…
おそらく、全員が運動性エロモナス菌(エロモナス・ハイドロフィラ)による赤斑病で、桃子は腹水による転覆症状が出ているのかもしれません。
非運動性エロモナス菌(エロモナス・サルモニシダ)も含めて私は今まで1度しか復活させてあげられた事がないのでかなりショックです。
エロモナス菌は常在菌のため、体力・抵抗力の低下と、濾過の崩壊が原因かと…


ということで、金魚水槽での治療は止めて全員を隔離水槽へ移し、水温は27℃くらい、薬剤としてグリーンFゴールド顆粒を入れて様子を見ています。
白点病は後回しにして対エロモナスに徹してみようかと思っています。
赤斑は少し退いてきましたが、茶金は鱗が数枚剥がれたので非運動性エロモナスの穴あき病かもしれません。


金魚水槽はリセットすることにします。
外部フィルタも止めようかと思っています。
底面フィルタでシンプルに行こうかと…

水槽内はまだ秋

昨日は本当に久しぶりに有給休暇が取得できたので、家族でディズニーランドへ行ってきました。
長男が相変わらず強運の持ち主で、ミッキーのジョリースノータイムというクリスマスイベントの正面特等席を抽選で当てて、家族みんなクリスマス気分を満喫できました。
そんな我が家に合わせるかのように急に冷え込みが厳しくなりましたね。


一昨日、半月ぶりに日淡水草水槽の水換えをしました。
日淡水草水槽の水温も最も暖かかった33℃の頃と比べればだいぶ下がりましたが、それでも24℃あります。
無加温、無冷却なんですが、相変わらずエーハイムの1260ポンプが熱源となっており、金魚水槽よりも2〜3℃高い状態です。
昨年の実績から下がっても20℃前後で下げ止まりとなってしまいますが、水槽内は今が秋というところでしょうか。
(冬は来ませんが…)


そんな水槽内の魚たちですが、給餌方法改善(その1その2)の効果もあって非常に大きくなりました。


こんな感じで一日2回底砂を耕しています(困)。
カマツカがいたときほどではありませんが、この掘起こしがあるので水草を植えたときには根付くまでが勝負になります。


続いては写真が上手く撮れた魚では、

このオイカワに至っては秋どころかまだ夏が終わっていないようです。
成魚はオスメス一対のみとなってしまいましたが、長生きして欲しいですね。

夏に捕まえたオイカワ稚魚2匹も順調に大きくなっています。


ほかに上手に撮れた魚では、

カネヒラにうっすらと婚姻色が出ています。
メスもいるのですが産卵管が5mm以上伸びてこないので繁殖は難しそうですね。



我が家ではまだまだ秋といった感じ(ちょっと強引ですが)の日淡水槽ですが、10cm級の魚が多すぎて水草水槽というには魚の存在感が出すぎですね。

ペンペン

ペンペンと聞いてわかる方はどのくらいいるでしょうか?


生き物好きな方ならご存知かもしれませんが、正直私は子供がいなかったら知らないと思います。


生後7ヶ月のキタイワトビペンギンの子の名前なんです。
天才!志村どうぶつ園という番組で、「うぃっしゅ!」のDAIGOが世話をしたペンギンです。
なんでもキタイワトビペンギンは2羽の卵を孵すらしいのですが、片一方の雛の世話をしなくなるのだそうです。
DAIGOの世話で無事生後4ヶ月でペンギン島に帰すことができたという話なのです。


で、我が家の子供達がとてもペンペンのことを気に入りまして、ペンペンのいる京急油壺マリンパークへ行ってきました。


これがペンペンです。
イワトビペンギンの特徴である頭の黄色い羽は生後1年を経過したあたりから生え始めるのだそうです。


京急油壺マリンパークの紹介をしておきますと、横浜横須賀道路−三浦縦貫道路と通ってくると一般道を10分も走れば到着してしまうので、道路が空いていれば車でのアクセスも非常に便利です。
展示は三浦半島を中心とした相模湾で見られる魚が中心になっていますが、先ほどのキタイワトビペンギンの累代飼育にも力を注いでいるようです。
メインのショーはイルカ・アシカショーでしょうか。
クリスマスネタのショーでしたが、内容を切り替えて間もないと思いますが、よく訓練されていました。
特にオタリアなどの賢さにはあらためて驚きました。


最後にアクアブログらしい話題に…


相変わらず下手な写真ですが…
京急油壺マリンパークは今年で開館40周年なのですが、上の写真のアリゲーターガーは飼育暦40年だそうです(驚)。
あと、下の写真はウミタナゴです。
本ブログのタイトルにもある淡水のタナゴに体形が似ているという理由から名付けられたようです。
仲間にマタナゴがいて、淡水に同名のタナゴがいるのでかなり紛らわしいですね。


こじんまりとした水族館ですが、今後も末永く続けていっていただきたいですね。